広告媒体活用事業-過去ページ

ケータイ・ジャーナリスト・コンテスト 平成18年度優秀作品15作品

グランプリ・審査員特別賞 【女の履歴書】

グランプリ・審査員特別賞 【女の履歴書】 何十年かぶりに履歴書を書いた。結婚前の数年の銀行勤め、パートで働いたこと、正社員として勤めた4年間。でも、何かが足りない。自分の履歴で大事な事が抜けている。妻、母として三人の子育てをしたことだ。それを書く欄がない。子ども達、家族としての時間を大事にしたくて、専業主婦で過ごした期間は長い。それは、あくまで個人的な話しで、生産性がなければ、社会的には特記に値しないようだ。でも、 ‘ただの主婦’です。と、言わせる社会では、結婚や子どもを産まないことを選択する人が増えるのもわかる気がする。

準グランプリ・審査員特別賞 【笑顔の宝石箱】

準グランプリ・審査員特別賞 【笑顔の宝石箱】 この国が教えてくれたこと、それは笑顔の大切さでした。途上国、それはとても貧しい国。多くの人が一日1ドル以下で暮らす。先進国、それはお金、物が溢れる国。人々はより良い生活を求め、競争社会を生きる。貧しいが故に協力しなくては生きられない社会。
裕福が故に人を蹴散らしながら生きていかなければならない社会。協力は心を豊かにし笑顔にする。競争は心を貧しくし
笑顔を奪う。貧困は決して貧しいだけではない。貧しいのは経済だけであり人々の心は豊かで明るい。
日本にはなくなりかけていたものがこの国には溢れ返っている。

審査員特別賞 【無人販売】

審査員特別賞 【無人販売】 暴力犯罪が増えるこの世の中。危険信号があちこちから発せられてます。
でも、変わらないもの。
こんな、のほほんとした日本を残したいもんです。 私の通っている大学の裏で偶然発見。
さすがに、白菜抱えて授業に出るわけにもいかず、通り過ぎましたが、
ニヤニヤしちゃいました。

審査員特別賞 【たまには足を止めて】

審査員特別賞 【たまには足を止めて】 何気なく踏んでいる、駅のホームの
黄色い線。視覚に異常のない私には、特になんでもない存在だ。
しかし、目の不自由な人にとってはどうだろう。必要不可欠な、「命の線」なのである。電車に乗る前に、たまには足を止めて踏みしめてみたい。体にハンディを持った人とも共に作っている社会だということを、忘れずにいるべきだろう。

審査員特別賞 【本当の光】

審査員特別賞 【本当の光】 冬の町に輝くホワイトイルミネーション☆ 「きれーい!」だれもが思っている。
その向こう側の夜空に輝く星は一つも見えないのに。
身近な光を輝かせるためエネルギーを消費し、温暖化が進行する。
地球という星は、輝いていますか?

審査員特別賞 【思いやり格差社会】

審査員特別賞 【思いやり格差社会】 私のホッとできる武蔵関公園。園内の池では鴨がお尻ふりふり、ウォーキングコースではペット連れで息を上気させる人たち。ベンチからそんなあれこれを眺めるのが心地いいのです。ところが最近、園内のビニールシートの目立つ所(ホームレスの住居?)の柱に落書きが。よく見ると「みんなしね」の文字。言葉の強さと公園の雰囲気のギャップにしばし呆然。正直な所、一瞬不快でした。でも、書いた本人もこんな言葉を吐かずに生きられる日本だったらどんなにいいだろう…。
だから私は、書いた人のきもちを想像することからはじめます。

【鉛筆を短くなるまで大事に使おうね。】

【鉛筆を短くなるまで大事に使おうね。】 教職にあった頃、担任の子どもたちと「鉛筆を短くなるまで大切に使おうね!」と話し合って、短くなった鉛筆をきれいなガラス瓶に貯めていきました。転勤したあとも継続していった結果、定年になるまでに3200本ほどが集まりました。物が溢れ、「もったいない」と言う日本語が死語となろうとする時代に、ささやかではありますが、地球家族として将来を担う子どもたちの心に省資源の態度が育っていったことを嬉しく感じています。

【決して奇麗なだけの花ではありません】

【決して奇麗なだけの花ではありません】 この写真の花の効能をご存知の方が
どれだけいらっしゃるでしょう。
少なくとも我が家ではこの花を観賞用として育てているわけではありません。この花はマリーゴールドといい、防虫効果をもった花なのです。
我が家では、このほかの花や野菜なども育てていますが、まだ子供が小さいということもあり、薬剤の類は一切使っていません。農薬や除草剤などの使用をもう一度見直し、植物ともうまく共生できる社会でありたいものです。

【ゲレンデしか雪がない】

【ゲレンデしか雪がない】 毎年12月中旬にスノーボードにいっているが、今年はあまり雪が降らなかったためいくことが出来なかった。雪山がすきで山はよごすななどと、友人達とゴミは持ちかえるようにしているが、シーズンoffは雪山のことなどまったく考えていない。地球温暖化なんて他人事だった。雪がなかった今年から友人達みんなで決めたことは、夏は出来るだけエアコンを使わず、アイドリングストップなどCO2削減を意識しようときめた。
まだ結婚はしてないが、自分の子供と真っ白なゲレンデで滑るのが私の夢だ。来年は雪が積もってくれればうれしい。

【さよなら家族】

【さよなら家族】 今年33歳の僕は、団塊ジュニア世代。子供の頃は、週末に家族で行く遊園地が何よりの楽しみでした。
父・母・僕・弟・妹の五人家族。遊園地には、たくさんの家族の笑顔がありました。 いつしか現代、各地の遊園地は次々に姿を消し、解体される観覧車が、悲しげな姿でたたずんでいます。 
レジャーの多様化、時代の変化・・・。
いろいろな見方や言い方があるけれど、
今では子供は一人の時代。消えゆく遊園地は、消えゆく「兄弟」や消えゆく「家族」の象徴のように思えてなりません。

【温暖化の明日】

【温暖化の明日】 今の日本では、明日の問題ではない。だからこんな公園も笑って見れる。
地球の温暖化が原因で、自分の国が沈む恐怖と戦っている国の人々は、たぶん笑えないだろう。この公園は、今は何のためにあるかわからないけど、来る人が地球の温暖化の為に、沈もうとしている国がある事を知る公園になって欲しい。そしてこの写真もそうなって欲しい。

【柵の向こうは別世界?】

【柵の向こうは別世界?】 柵の向こうは別世界と言わんばかりに通りから投げ入れられたごみ。
自分とごみが隔てられればそれでいい、そんな意識をかいま見てしまった。

【自然、ゼロ。】

【自然、ゼロ。】 歩道橋の上からふと見下ろすと、緑色が全くない事に気づきました。
遠くのビル群は少しスモークで霞んで見えました。
空気は全然美味しくありませんでした。環境問題を問われる今、何から考えていけばいいんだろうと思いました。

【可愛い子猫?】

【可愛い子猫?】 子猫が写って、一瞬見ると可愛い光景です。しかし、これは、道端に捨てられたゴミの車のおもちゃと、捨てられた子猫なんです。ゴミも捨てられ、子猫も捨てられ、捨てられた同士の悲しい光景です。捨てられた物(者)同士は、自然と磁石のように集まってくるのでしょうか?この写真を見て、感じて欲しい、
考えて欲しい事がたくさんあります。
皆さん、この写真を見て、何を感じますか?

【旅支度】

【旅支度】 荒廃する子供の心。今は学校も崩壊する。おとなは「不遇な時代」と嘆くも、
給食費は払わず、NHKには居留守。皆抜け道探しに躍起だ。子を育てるのは親。その親もまたかつては子供であった。子が子を育て、親が親を育てる…。
おとな達よ、我々が負の連鎖を止めよう。あなたが土となり、日となり、水となるのだ。そして子供達よ、おとな達をよく見ろ。ことの真を感じ、彼らを超えてゆけ。憎むべきは、社会でも人間でもない。今思い描いたそれこそが君の人生だ。
ホームメニュートップページトップ