衆議院議員総選挙とは

衆議院議員総選挙とは？

総選挙とは、衆議院議員の全員を選ぶために行われる選挙のことです。小選挙区選挙と比例代表選挙が、同じ投票日に行われます。総選挙は、衆議院議員の任期満了(4年)によるものと、衆議院の解散によって行われるものの2つに分けられます。
平成29年6月の公職選挙法の改正により、衆議院議員の定数は475人から465人となりました。そのうち289人が小選挙区選出議員、176人が比例代表選出議員です。

＜小選挙区選挙とは？＞

全国を289の選挙区に分けて、１選挙区から１人の議員を選ぶ選挙のことです。
有権者は候補者名を記載して投票し、得票数の最も多い候補者が当選人となります。

＜比例代表選挙とは？＞

全国を11の選挙区（ブロック）に分けて、その選挙区ごとに政党を選ぶ選挙のことです。
有権者は政党名を記載して投票し、政党の得票数に応じた数の名簿登載者が当選人となります。

会派別所属議員数（平成29年9月26日現在）

会派名 会派略称 所属議員数 女性議員(内数)
自由民主党・無所属の会 自民 287 24
民進党・無所属クラブ 民主 87 7
公明党 公明 35 3
日本共産党 共産 21 6
日本維新の会 維新 15 0
自由党 自由 2 0
社会民主党・市民連合 社民 2 0
無所属 無 23 3
欠員 3
計 475 43

党派別立候補者数

小選挙区 比例代表（重複） 合計
自由民主党 227 313(258) 332
希望の党 198 234(197) 235
公明党 9 44(0) 53
日本共産党 206 65(28) 243
立憲民主党 63 77(62) 78
日本維新の会 47 52(47) 52
社会民主党 19 21(19) 21
日本のこころ 0 2(0) 2
諸派 44 47(0) 91
無所属 73  – 73
計 936 855(611) 1180

立候補者の状況

第42回 第43回 第44回 第45回 第46回 第47回 第48回
小選挙区選挙 立候補者数 1,199 1,026 989 1,139 1,294 959  936
比例代表選挙 名簿届出政党等の数 10 5 8 12 12 11  11
名簿登載者数 904 745 778 888 1,117 841  855

今回の衆院選からの変更点

○6つの県（青森県、岩手県、三重県、奈良県、熊本県、鹿児島県）で定数がそれぞれ1減少します（0増6減。衆議院小選挙区選出議員の定数は295人から289人へ減少）。
○衆議院比例代表選出議員について、4選挙区（ブロック）（東北、北関東、近畿、九州）で定数がそれぞれ1減少します（0増4減。衆議院比例代表選出議員の定数は、180人から176人へ減少）。
○最高裁判所裁判官国民審査の期日前投票期間は、国民審査の告示日の翌日（10月11日）から審査の期日（10月22日）の前日までとなりました（衆院選の期日前投票と同じ期間）。